戦慄!!恐怖のテレビ番組終了放送

 大げさではない。
 NHKも含めて、すべての番組が終わる際に流れる「終了放送」は、地方局によって様々である。しかし、地域によっては「なんでこんなエンディングを流すんだ・・・」と思えるほど、夢に出そうな悪魔EDを放送するところもある。
 瑠璃カケスが現在住んでいる長野や、以前住んでいた鹿児島ではEDまでテレビを見た覚えがないので仔細は分からない。ただ、最近多くのテレビ放送では放送終了後も通販番組だとか天気予報だとかが流れていて、EDというものに遭遇するのは(深夜に起きることが多くなったのに)稀になっているのも事実である。NHKなどは夜中の放送のほうがまったりとした番組をやっている(映像散歩とか)。

 しかし。生まれ育った東海地方では、深夜で終了する際、とんでもないEDを流す局があった。




 その名はCBC、中部日本放送。TBSのキー局(同系列の局として大阪の毎日放送(MBS)、鹿児島ならMBC南日本放送、長野ならSBC信越放送などがある)で、民放ラジオ局としては日本最古の老舗である。
 そのCBCがテレビEDで1964年から1993年まで流し続けたのがこれである。
 CBCテレビED「今様」
 さらに、この旧バージョンが
 CBCテレビED「今様」(音声多重試験ver.)
である。

 ちなみにキャプチャー映像はこんな感じである。
c0004895_1502122.jpg


 映像が小さいのでニュアンスが伝わりにくいかもしれないが、部屋を暗くして遅い時間に(深夜1時ぐらいがベスト)ご覧いただくのをお勧めする。 

 瑠璃カケス、小学生の頃。
 ある日、「テレビが終わるときの放送ってどんなんだろう」と興味が沸いて、一家寝静まった深夜、部屋の電気もつけずにテレビにくいついてその時を待った。
 明日の番組の予告を流した後、突然始まるEDは、こんな夜更けに鳩時計(音付き)。そしてだんだんと家から街へ風景が変わり、次第に灯りも消え、いつのまにか宇宙に飛び出していく。
 トイレを諦めてめそめそ泣きながら布団をかぶった。以来トラウマとなってしまった。

 BGMの「越天楽今様」がオカルト色濃い。今様は日本最古の音楽であり、CBCは日本最古の民放だから、という理由で採用したらしい(「ミックスパイください」より)。しかし、鳩時計と今様の組み合わせは最凶の出来となり、1993年からは同様の映像ながらBGMが差し替えられ、鳩時計も鳴らなくなった。
 そのリニューアル版

 1964年から先の今様版を使用しているわけなので、最初はモノクロ放送でも流していたことになるのだが余計に怖い。
 ・・・その後CBCのEDは、ヘリ空撮→瀬戸デジタルタワーの映像(+平原綾香の歌)と、安心してEDを見て寝ることができるようになった。

 CBCのほか、怖いEDを流していた放送局としては、RCC中国放送のED、通称「呪いのハープ」が有名らしい。FBS福岡放送では通称「自殺のキャンドル」という何がなんだかというEDが存在した。
 また東海地方に限って言えば、日テレ系のCTV中京テレビ「真っ白のバックにエリックサティのジムノペティ」が不気味であった。が、やはりCBCの今様こそがサイキックホラー的EDとして名を残す代物である。

 呪いのハープも捨てがたいのだが。


 訂正:以下コメントをいただいたとおり、CBCのエンディングで使用されていた楽曲には「越天楽」という接頭語はつかないようで、ただの「今様」でした。ご指摘ありがとうございました。

 追記:テレビのほか、CBCラジオでも今様を流していた時期があったようです。午前1時過ぎに一人でラジオを聴いていてこんなのが流れたら、やっぱり泣くかも。(YouTube リンク切れの際はご容赦ください)


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by lidth-s-jay | 2006-05-10 01:37 | 音楽・芸能