カセットテープあれこれ~音楽用としてのカセット

 FMラジオの項を書いた際もそうだが、いずれカセットテープ(以下、カセット)について触れなければと思っていた。私のガッコ時代を支えるキーアイテム。実に安いキーアイテムだ。
 カセットはラジオ番組など放送を録音する他に、実際の私たちの声なども録音できた。私の解釈では「音楽用」と「自分ら用」の、二つの使い分けがあると考えている。
 今回は、主に音楽用としてのカセットについて振り返ってみたい。
 カセットの細かいあれこれを書き出すと読んでいただいてる方々を全く無視しそうなのでその辺は注意したい。まあ今回の話に限らないんだが・・・。


 各地、各販売店により取扱商品が限られていた頃もあって、またデザイン、用途などの好みもあったのだろう、実にいろんなメーカーからいろんなタイプのカセットが発売された。しかもパッケージやら性能やらが頻繁にチェンジされていた。なのでご覧の皆様もそれぞれいろんなタイプのカセットを利用されていたのではないだろうか。
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 私が最初に使ったのはこの「マクセルUDⅡ」である。高音域がキレイに聞こえていて好きだったのだが、滅多に手に入らなかったのかお金がなかったのか、それほど利用しなかった。
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 カセットといえばTDK、という方も多いかもしれない。私はこの中でARやAR-Xが好きだった。何が好きなのかって書くとそれこそ細かくなるので省略。
 

 このままグダグタとカセットの一つ一つを取り上げても仕方がないので、ひとつだけ。
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 ソニーの「MetalMaster」。これはカセット本体がセラミックで出来ていた最上級モデル。60分テープが1,500円以上もした。私も1本買った覚えがあるが、ラジカセで使用していた。巨大液晶テレビで囲碁番組を見るぐらいゼイタクで無駄な使い方である。


 カセットには「ノーマル」「ハイポジション(クローム)」「メタル」という3つのタイプがあって、一般的にメタルが一番音質が良かった、と聞いている(値段もそれなりに)。あと、ハイポジはテープのヘッドを早く消耗させるという話も聞いたがどこまで真実かは定かではない。
 テープを使い続けているとだんだん生意気にも「メタルじゃないと駄目だね」と思うようになり、それ以降メタルしか買わなくなった、なんてこともあったが、所詮はテープである。

 アナログなので、音楽を録音する際、時間をちゃんと見計らわないと、最後まで曲が入らないという危険が常にあった。
 CDアルバムなどは時間表示がされるので概ね問題はないのだが、シングル曲をごちゃごちゃ入れるとその辺が難しくなる。あと5秒、10秒というところで、録音が途切れると泣ける。録音しながら「あー白いテープ(エンド部分)まだ来るなー!」と心で叫んでいた。
 余談だが、黒ウサギ(妻)はその辺無頓着だったようで、曲の途中で終わったテープを聴いていたようだ。話を聞くと「録音したテープの残り部分にアルバム内の同じ曲を録音する」という、セコいテクニック(?)らしい。仕掛け人は黒ウサギの兄上のようなのでこれ以上の追及は差し控える。

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 収録したカセットを少しでも彩りたくて、市販やFM雑誌の付録の「インデックスカード」を利用した。カセットにおける「ジャケット」みたいなものだ。鈴木英人とかの夏っぽいイラストが描かれてあるやつとか。私は教科書の写真を切り抜いて自作していたこともあった。ざまあみろ教科書。

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 さらにこのカセット、題名を入れる際「レタリングシート」も使った。紙面にシートをのせ、こすって文字をはっつけるやつ。これで「BEST SONG」とか書いちゃう恥ずかしさ。今でもやってる人いるのかな。




 やがてカセットからMDになってからインデックスカードとかレタリングとか、そこまで録音メディアに愛着を持たずに使用してきてきた。そのMDも、我が家においては機械が壊れてしまい今は携帯プレイヤーとパソコンで焼いたCDが活躍している。CDって結構長いな。

 カセットの話、続きはまた後日。まだやるのかよ。
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by lidth-s-jay | 2006-09-02 19:00 | 音楽・芸能