夏休みあれこれ午後の部

 かつて私は、夏休みを謳歌できたのか。
 たとえば中学はブラス、高校はウタゴエ部と、どちらも部活動に専念していたし、大学はバイトも多めに入れていたので、まあそれぞれに面白い夏ではあったが、逆に何もやることがなかった小学生の頃の夏休みこそ、純粋に休みという時間を過ごしていた、はずである。
 ただ、何もしていないし小学生だった頃から時間も経過してしまっているので、一体どんな過ごし方をしていたのか殆ど忘れてしまっている。





 覚えているのは学校のプールぐらいか。午後からプールが開放となるので出かけた。
 友達と誘い合わせとかそういうのはなかった。誰も誘わねーし一緒に行っても途中で他の連中に奪われてしまって終わり。アホみたいだった。
 あのプール、消毒がたんまり入ってて目が痛かったのだが、本当に目が痛いのは消毒のせいだったのか非常に怪しい。だって入ってるのは小学生。むしろ黄色く濁っていないのが不思議なぐらいである。茶色は勘弁して欲しいがそういう危険人物もいたはずである。プカプカと。

 プールを1時間かそこらで終わらせて家に帰るとどうしても眠くなってそのまま昼寝。私の住んでいた町は緑が多かったのか川沿いだからなのか、盆地にしては意外に涼しい場所だったがそれでも8月は耐えられないぐらい暑くなる。だから、そんな中よくも扇風機ひとつで普通に眠れたものだと、エアコン依存症な現在からみても信じ難くなる。汗疹に悩まされたということもなかったし。
 
 あと、夏休みには地区対抗の少年野球大会があって、その練習に行ったこともあった。
 野球は好きだったほうなのでレギュラー狙いで最初は張り切っていたが、暑いし面倒だしで中盤からサボるようになった。おかげで試合では代打に一回程度出るだけ。しかも三振とか内野フライ。ちなみに私は家ではこそこそ練習していたが、ネットに向かってピッチングなどオマエどこのポジション狙ってるんだという役に立たないものだった。
 さらに余談だが、うちのチームが2回戦あたりで負けたあと、「あれはピッチャーのせいだ」と内輪もめを煽って監督に怒られていたやつがいた。同じクラスのタケシだったがよほど悔しかったのか卒業文集にまでその恨み節を書き連ねていた。


 夏とか、過ぎていく。
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by lidth-s-jay | 2006-08-14 10:04 | 小学校専用