音楽の源・FMラジオ

 便利な世の中である。
 音楽配信や試聴、歌詞検索サイトなど、インターネットのおかげで音楽を楽しむ術に事欠かなくなった。テレビでもCSの音楽専門チャンネルを視聴できる。音楽をより身近に親しむ環境は、出来ていると思う。
 しかし、便利さゆえ、「んじゃまあいつでも聴けるし」という安心感およびゼイタクさから、それら情報源を十分に活用しているとはいえないし、その必要性も感じない。
 ホントゼイタクだ。あの頃に比べると。



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中学生だった頃、すなわち昭和末期(61年~63年)、私にとって音楽の源はもっぱらラジカセ+FMラジオだった。
 簡単に当時の「ラジオ以外の音楽ソース」を箇条書きにまとめてみた。

・CDがようやく一般に普及し始めた頃で、まだアナログレコードが普通に利用されていた。
・CDシングル(8インチ)も昭和63年ごろから市場に出回り始めた。
・アルバムカセットもあった。現在カセットといったら演歌と綾小路きみまろぐらいであろう。
・CDがこんな具合だから、レンタルショップは少なかった。あっても殆ど一般作1泊2日。
・テレビではザ・ベストテンが終焉期に入っていた。洋楽番組は深夜に集中。
・当たり前だがインターネットもiPodもない。

・・・という中にあって、気軽に利用でき比較的音質もよいFMラジオは貴重であった。
 ラジオを聴くにあたっては、市販の生テープに録音する(これをエアチェックといってた、ような)ことも忘れなかった。
 私が聴いていた番組はもっぱら地域別のリクエスト番組だった。書き忘れたが田舎だったので民放局は雑音で殆ど聴けず、NHKだけが頼りだった。これは辛かった。
 
 ラジカセには留守録タイマーのついたものが出回っており、私も利用していた。が、この機能は番組を丸々録音するには重宝したが、DJのおねいさんの非生産的なトーク+自分と同じような中学男のハガキ話まで録音するつもりはなく、大抵は番組内に流れる曲が目当て、であったので、録音の際はリアルタイムでラジカセの前で構える、が基本であった。

 収拾つかなくなってきたのでとりあえずここまで。
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by lidth-s-jay | 2006-08-19 14:58 | 音楽・芸能 | Comments(0)